【リアル鬼ごっこ】【重要なネタバレなし】5分でわかる映画と小説の違い

全国の佐藤さんが鬼に追われ、捕まれば殺される…デスゲーム小説『リアル鬼ごっこ』❕

おそらく、名前ぐらいなら、日本中誰でも知っているほど有名ではないでしょうか?


リアル鬼ごっこ』は小説の他に、マンガ・映画・ドラマなど多数作品化されています。

その中でも小説を読んでいる人は意外と少ないこれはもったいない(゚д゚)!

小説と映画の内容は180度違っていて、どちらか一方をすでに見たことがある人でも超楽しめるアナザーストーリーになっています。

もちろん、映画も面白いですが、小説も見てほしい…そんな思いで今回、映画と小説の違いをギュっと7つにまとめましたのでよろしければご覧ください☆彡

①舞台(世界観)

映画は、パラレルワールドの日本が舞台となっているのに対して、

原作(小説)は、近未来の日本(西暦3000年の世界)が舞台となっています!

医療技術、科学技術、機械技術の全てがトップクラスになるほどに文明が栄え、日本は王国として王様政権になっています。



映画:⇒パラレルワールド

小説:⇒近未来

②鬼について

映画が、全国の囚人を鬼として雇っているのに対して、

原作は、王国中の兵士たちに鬼役になるよう”命じ”ています


ゆえに報酬の違いもあり、映画では捕まえた”佐藤さん”の数に応じ刑が軽くなるという恩恵が与えらていました。

一方、王国の兵士は、捕まえられなかった場合罰を受けるシステムになっています。


映画:⇒鬼は全国の囚人

小説:⇒鬼は王国内の兵士

③主人公”佐藤翼”

映画はちょっとグレているやんちゃな高校生”佐藤翼”が主人公です。

いっぽう原作では、
大学生の”佐藤翼”が主人公!陸上で全国大会に出場するほどの腕の持ち主です。中学生の頃はグレていたようですが、基本駅には好青年で真面目な大学3年生です(*'▽')

映画:⇒半グレ高校生

小説:⇒陸上に励む、大学3年生

④王様

原作の王様は”暴君”です。

自分と同じ『佐藤の苗字』を持つ者が、王国に沢山いることが気に食わず、その理由のためだけに、リアル鬼ごっこを開催しています。


映画はと言えば、
???????????????????????




…ごめんなさい、
ネタバレになるので、控えておきます(笑)

映画:⇒???

小説:⇒佐藤さんの抹殺

⑤佐藤翼の家族

お父さんから見ていきましょう。

映画での翼の父親は、アル中ではあったものの、翼や愛(翼の妹)の事を大切に扱っていて、仲も良好でした。

いっぽう、原作の父親はといえば…一言で表すのなら『どクズ』です(・・;)妻の益美に暴力を振るうばかりか、幼かった子供にまで手を出していました。その後、妻と愛に逃げられます。(翼は経済的な面で連れて行けず…)

つまり、原作の翼は、かなりの苦労人なのです(´;ω;`)


当然、妹の愛とも一緒に暮らしてはおらず、映画との違いが際立つポイントであります。



映画:⇒父は優しく、家族の中は良好(ただし、妹は精神病院で入院中)

小説:⇒ダメ父との二人暮らし(母と妹の愛とは子供の頃から会えずじまい…)

⑥キーパーソン”佐藤洋

映画の洋は、パラレルワールドの設定上、良い性格の洋と悪い洋が出てきます。

原作での洋は親友…というより悪友ですw

中学生の頃の翼は、ガラスを割ったり、万引きしたりするなどワルな青春を送っていました。その頃仲良くなったのが佐藤洋です(ワルを教え込んだ張本人でもある(;'∀'))。


映画:⇒洋は、2人登場

小説: ⇒洋は、元ヤンの悪友

⑦鬼ごっこのルール

<追いかけ方>
【映画】
・何も言わず、見つけ次第追いかけてくる

【小説】
”警告音”を鳴らしてから追いかけてくる




<服装>
【映画】
全身が不気味な黒い服

【小説】
ただの迷彩服

*どちらもゴーグル(佐藤さんの探知機)は付けている




<武器>
【映画】
”ワイヤーナイフ”と呼ばれる鞭のような物


【小説】
ただの拳銃




<開催時間>
【映画】
昼間に開催


【小説】
23時~24時の真夜中に開催


※ かなりルールが異なるため、ここでは箇条書きにしてまとめました(''◇'')ゞ

おまけ:小説ならではの楽しみ方♪

響き渡る警告音…
真夜中に行われるデスゲーム…

小説の方ではホラー要素が強く、緊迫した空気、息苦しさや迫りくる恐怖を感じられることでしょう。


映画ではグロテスクな描写も多く、スピード感があるので、映画から先に観た人は多少、迫力不足を感じるポイントかもしれません。

✅映画をすでに見ている人なら、純粋に”違い”を見つけていくだけでも楽しいと思います(。-`ω-)




ここで、
映画・小説の大まかな特色
をまとめておきます彡


<まとめ>

映画】
ふたつの世界を行き来きするスピード感+半SF的世界観!

【小説】
リアリズムに徹した現実的な恐怖(デスゲーム要素強め)

おわりに

書いてて気付いた事なのですが、原作と映画って全然違いますね(笑)


映画では『リアル鬼ごっこ5』やトリンドルちゃん主演の『リアル鬼ごっこ』など独自の文化が形成されていて、独特な面白さがあります(o^―^o)ニコ


なお、小説では続編は出ておらず、一冊で完結しているので一日で読めてしまいます(;'∀')



面白かったデスゲーム10選】という記事では、面白いデスゲーム作品を10選紹介していますので、『リアル鬼ごっこ』等のデスゲーム系の作品が好きな方は、こちらの記事もチェックしてみてください☆



以上となります、
最後まで読んで頂きありがとうございます!

それでは、良き読書ライフを!
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